レッドフォックス株式会社様|映像制作のメディアフォーユー株式会社



レッドフォックス株式会社様



ソフトウエア開発会社 レッドフォックス 代表取締役社長 別所宏恭氏に、メディアフォーユーに採用動画の制作を依頼した経緯と効果について詳しく聞きました。

(レッドフォックスについて)
スマートフォン
勤怠管理アプリ
GPS Punch !
レッドフォックスは、スマートフォン向け開発に強みのあるソフトウエア開発会社です。2011年には、スマートフォンによる位置情報共有システム「GPS Punch !」を発売。ありそうでなかった「法人向けスマートフォン・アプリ」として大ブレーク中です。2013年4月には、docomo, softbankの2キャリアが販売代理店になることが決定。オーストラリアの工場からも問い合わせが来るなど海外でも注目されています。設立1988年、社員数128名、年商は9億円。社長の別所宏恭氏は、学生時代に人工衛星関連のプログラムを開発した天才プログラマーです。


■ 6年間で7本の採用動画の制作を依頼

― レッドフォックスは、メディアフォーユーにどんな仕事を依頼しているのですか。

レッドフォックスでは、メディアフォーユーに、採用動画の制作を依頼しています。初めて依頼した2007年以来、これまでに計7本の動画作成を依頼しました。最新作は「おしい! レッドフォックス」です。

【 おしい! レッドフォックス ~ ダンス編】
(作詞・振り付け、ラッキィ池田。出演:別所社長、レッドフォックス社員)


【 おしい! レッドフォックス ~ フルバージョン】
(出演: 押井守、植草一秀、しずちゃん、別所社長、レッドフォックス社員)

おしい!レッドフォックス完全版 from redfox_co_jp on Vimeo.



■ 採用動画制作の舞台裏

「おしい! レッドフォックス」 制作の舞台裏

■ 有名人への出演依頼方法



― メディアフォーユー 里田さんに質問です。この映像には押井守さん、植草教授、しずちゃんなど有名人が出演していますが、どうやって出演を依頼したのですか。

(里田): いずれも、スッタフが電話して依頼しました。

― みなさんは知り合いなのですか? 里田さんは長年、テレビ番組を制作していましたが、そこでコネができたとか?

いえ、全員、初対面です。タレント年鑑などで事務所の連絡先を調べて、スタッフが飛び込みで電話して出演を依頼しました。出演料の交渉もスタッフがやりました。

― 押井守さん、植草教授、しずちゃんを選んだ理由は?

押井さんは「おしい!」とのダジャレ人選。しずちゃんは、ロンドンオリンピックの開催に合わせて公開する予定だったので、おしくも出場を逃したという意味で。植草教授は、非常に優秀な方なのに…というイメージを持つ人がいるという理由です。ちなみに同様に非常に優秀な方なのに…というイメージで勝間和代さんにも出演依頼しましたが、これは断られました。


■ 振り付けと作曲について


― 後半のダンスシーンの振り付けはラッキィ池田さんです。ラッキィさんはお知り合いなのですか?

いいえ、全く知りませんでした。飛び込みで電話して「かくかくしかじかの映像を作りたいので振り付けをお願いします」と依頼したところ、ノリノリでOKをいただきました。

ラッキィさんは振り付けだけでなく、歌詞も考えてくださいました。今回の曲は、歌詞が先で、曲は後からつけています。

― 作曲は誰ですか。

作曲は、私の知人の庄子くんです。ヘビメタ調のヴォーカルも彼が歌っています。

― 曲をヘビメタ調にしたのはなぜですか。

これは別所社長のリクエストです。マリリンマンソンが好きだというので、そういうテイストをねらいました。

― そもそも、なぜビルの屋上でダンスするビデオにしたのですか。

別所社長から、ヒュージャックマンがホテルの中で踊りまくるCM、「あれをやりたいんだよね」とリクエストがありました。そのままは無理ですが、あの世界をレッドフォックスの個性に合わて展開したらどうなるかなと考えた結果、今回の映像の形になりました。

※ ヒュージャックマンのCM


■ ダンスの習得について



― この振り付けは、別所社長や社員のみなさんはどれぐらい練習したのですか。

振り付けは、ラッキィ池田さんのスタジオに2回、皆で行って合計で5時間くらいかけて習ってきました。その後は、会社の会議室で、みなさん自主練を毎日したそうです。

― ダンサーとなった社員はどうやって人選したのですか。

社員の自発参加です。別所社長が、「ダンスの採用動画を作ります。出演したい人は手を上げて」と呼びかけたところ、ハイハイとすぐに手が上がったそうです。

― ダンサーは全員、社員ですか。

先頭の別所社長の後ろの二人は、ラッキィ池田さんのお弟子さんです。この映像は、踊りに十分な迫力がないと絵として成立しません。社員のみなさんがいくら練習しているとはいえ、素人だけで本当にダンスに迫力が出るどうか不明だったので、プロを使って補強しました。

「この補強は不要だったかもしれない。社員だけでも何とかなったかもしれない」と思いました。

■ 別所社長と社員のすごいパフォーマンス



― なぜそう思ったのですか。

レッドフォックスの社員の中に、迫力ある踊りをする人が二人いたからです。

一人は、三列目左のサングラスの椹木さん。この人は、ダンス経験者で表情も豊か、踊りにもキレがあります。「蹴ってまで来いよ」のシーンでも、キレイに足が上がっています。また足を蹴り上げるタイミングも、前列社長や四列目社員のみなさんに比べ、プロ(前列2列目)のタイミングにきっちり合っています。すばらしい(写真右2番目)。

第二に、フロントの別所社長。今回は、別所社長の迫力が映像全体を支配しました。もしフロントのダンスがショボければ、映像全体もショボくなり、それは映像技術でごまかすことができません。

しかし、別所社長は、どのカットを見ても、後ろのプロのダンサー二人に対し、踊りのキレ、迫力、オーラなどどれを取っても互角あるいはそれ以上です。

「ベンチャー企業の社長って、ホント、スゲェな」とあらためて驚きました。


■ 撮影場所について



― この映像は、レッドフォックスが入っているビルの屋上で撮影したのですか。

いいえ、違います。撮影場所は、新宿の、とあるビルの屋上です。

別所社長からは、「新宿の高層ビルをバックに踊りたいなぁ」とリクエストがありました。「新宿中央公園とかで踊れば良いんじゃないの」とも言われましたが、中央公園のあの場所では、社長が望むような「高層ビルをバックにした映像」は撮れません。

新宿西口を歩き回ってロケハンし、高層ビル群との位置関係が良いビルを見つけ、そのビルの管理会社にかけあって、撮影許可を得ました。

撮影当日は、真夏の暑い日でした。ビルにはエレベータがなかったので、レールやジブなど非常に重い撮影機材を6階まで階段で持ち込むのが大変でした。

― 踊りは何テイク撮ったのですか?

踊りは、20テイクほど撮りました。撮影の所要時間は開始から撤収まで約3時間です。

別所社長も社員の皆様も、40度近い炎天下で黒い背広を着て踊るのは大変だったと思います。

スタッフ全員脱水症状寸前、日焼けで顔と腕がヒリヒリになりました。


■ 瀧に打たれるシーンにについて



― ビデオの中に出てくる黒人ボクサーは誰ですか。

これはモデルクラブ所属のアメリカ人モデルです。モデルクラブに依頼して見つけました。

― 映像の中で社長が瀧に打たれるシーンがありますが、この瀧はどこですか。

神奈川県の足柄山です。別所社長が「瀧に打たれるシーンとかあるといいよね」というので、前から知っている足柄山の瀧を使いました。

社長は5メートルぐらいの瀧を予想していましたが、この瀧は実際には高さが30メートル近くある、わりと大きな瀧です。

30メートルの瀧に打たれ続けるのはなかなか大変ですが、5メートルの瀧では映像的にまったく迫力が出ません。ここは社長にがんばっていただくことにしました。かなり痛かったそうですが、よく耐えてくださいました。

別所社長は自分で出したアイデア、私が提案したアイデア、そのいずれも、体を張って実行してくださいました。その忍耐力はバラエティ番組でも通用すると思います。




■ 2013年は50名の新卒採用を予定

最近の採用活動向けキャッチフレーズは
「今会える社長」
― レッドフォックスの「現在の採用状況」と「今年の採用計画」について教えてください。

レッドフォックスの採用は「新卒一括採用」が基本です。募集職種はエンジニアのみ。毎年10人~20人を採用しています。中途採用では、主に営業職やマーケティング職を採っていますが、年に1~2名程度です。

ダイバーシティを重視しているので、様々なバックグラウンドを持つ社員を採用するよう心がけています。外国人社員も多く在籍しており、現在は約20名。国籍はアメリカ、韓国、中国、ベルギーなどです。かつてはカナダ、モンゴル、ベトナムの社員もいました。

新卒採用では「学歴不問」としていますが、結果的に、東大卒やアメリカの大学卒など高学歴の学生も採用できています。現在のレッドフォックスは年商9億円の中小企業ですが、それでも高学歴の学生が応募してくるのは、彼らが変人だからです。この場合の変人とは、「自分が大企業に入っても馴染めるとはとうてい思えないという自覚のある人材」を指します。当社は、そのような「才能はあるが、しかし、はみだし者」という人材の受け皿となっているのです。

2013年度の新卒採用目標は50名です。本当は300人採用したかったのですが、現実を考えて50名で我慢することにしました。


■ 社員128名の会社がなぜ50人もの新卒を採用するのか

レッドフォックスが開発した
スマートフォンアプリケーションの数々
― 社員数128名の会社が50名もの新卒を採用するのはなぜですか。

スマートフォンアプリケーション市場の爆発的拡大に対応するためです。

レッドフォックスは平成元年の創業以来、受託開発ソフトウエア会社として活動してきましたが、2005年から独自製品の開発を開始しました。独自製品はずっと赤字続きでしたが、2011年に発売したスマートフォン勤怠管理アプリケーションGPS Punch !がついに大ヒットし、4月からは docomo、ソフトバンクの2キャリアが販売代理店となることが決まっています。海外でもすでにオーストラリア、カナダ、フィリピンで販売代理店が確保できました。来月からは長期間、アメリカに行きます。アメリカでの販売網を確立するためです。

今後、スマートフォン市場が拡大することは、すでに「確定した未来」です。その市場の、「法人向けスマートフォンアプリ」というソフトウエア販売会社が渇望していた分野で、GPS Punch ! ヒット商品を出すことができた我が社が今後、急成長を遂げることも、また「ほぼ確定した未来」となりました。

2013年の50名の新卒採用は、その「今ここにある成長のチャンス」に対応するための活動です。


■ レッドフォックスにとっての今回の採用動画の価値

― 現在、どんな採用活動を実施しているのですか。

採用活動それ自体は、マイナビやリクナビの活用、採用セミナーの開催など普通のことをしています。唯一の変わった活動が、今回、メディアフォーユーに依頼した「おしい!レッドフォックス」の採用動画です。

この動画は非常に効果があります。これを作ってから、レッドフォックスが望むメンタルを持った社員が次々、応募してくるようになりました。


■ 過去をいったん分断するために

カメラを向けられると、
とりあえず手を広げるのが特徴
― なぜこの動画があると、「レッドフォックスが望むメンタルを持った社員」が応募してくるのですか。

それは、この動画が、レッドフォックスの過去に関係ないからです。この動画はレッドフォックスの過去を分断しています。

― 「この動画がレッドフォックスの過去を分断している」とは具体的には?

より正確には「この奇妙な採用動画を作ったという、その『事実』が、レッドフォックスの過去を壊している。自分の歴史を自分で分断している」ということになります。

過去のレッドフォックスは受託開発中心の「堅実な」SI会社でした。実は、「これまで」だけでなく「いま現在も」、まだまだ手堅い会社です。GPS Punch !がヒットしたとはいえ、今年の売り上げは、受託9割、独自製品1割ですから。

ということは、採用セミナーなどで「今のレッドフォックス」を説明してしまうと、学生は、「受託開発中心のの無難なSI会社」としてレッドフォックスを認識し、それに魅力を感じる人が入社してしまいます。

しかし、そうした人は「2年後のレッドフォックス」が欲している人材ではありません。


■ 現在の採用活動は2年後にならないと結実しない

― 「2年後のレッドフォックスが欲している人材ではない」とは具体的には?

「今やっている採用活動」を、いま見ているのは大学3年生、4年生です。その彼らが入社し、研修を経て、会社に貢献できる人材になるのは、入社して半年、1年後です。ということは、「いまの採用活動」は、結局、「2年後」のためにやっていることになります。

私には、2年後、スマートフォン市場がどれだけ拡大しているか、その市場で、レッドフォックスにどんなチャンスがあるかが、頭の中でハッキリと見えます。50人の新卒採用をすることも怖くありません。

しかし、私にハッキリ見えている景色は、学生には見えません。会社説明会で「過去のレッドフォックス」「現在のレッドフォックス」の話を聞いたのでは、「未来のレッドフォックス」が分からない。

メディアフォーユーに採用動画の制作を依頼したのは、この問題を解決するためです。なるべくメチャクチャな映像を作って、レッドフォックスの過去をいったん分断したいと考えました。

さらに、新卒採用者だけでなく、今いる社員の意識も変える必要があります。


■ 今いる社員の意識も変えたい

― 「今いる社員の意識をも変えたい」とは具体的には?

この採用映像では「おしい! レッドフォックス」という言葉が繰り返し出てきます。たしかにレッドフォックスの現状をよく表した言葉です。

スマートフォン市場が拡大することは確定した未来です。GPS Punch !が今後大ヒットすることもほぼ確定しています。しかし、レッドフォックスがそのチャンスを生かして、十分に成長できるかどうかは、まだ確定していません。

もし社員に、現状肯定(今のままでいい)という意識があるとしたら、レッドフォックスはチャンスはつかめないでょう。周囲からは、「おしかったねえ」「もったいないことをしたねえ」と言われるでしょう。

「過去のレッドフォックス」は捨てる必要があります。


■ メチャクチャな動画を通じてミスマッチを避ける

― 今回、作った採用動画で良い思う点を教えてください。

今回の映像は、好き嫌いがハッキリ分かれる点が良いと思います。この映像を嫌う人は、私が採りたくない人ですね。

そういう人は、この映像を見れば最初から応募してこなくなるでしょう。これは「ミスマッチを防ぐ」「互いに時間と労力のムダを防ぐ」という意味で、弊社にとっても学生にとっても良いことです。 


■ メディアフォーユーに動画制作を依頼した理由

 

― 7年前に、別所社長がメディアフォーユーに採用動画の作成を依頼した理由を教えてください。

メディアフォーユー(里田さん)に押し売りされました。

ある日、知人の社長が、「面白い人がいるから会ってみなよ」というので、会ってみました。一通り話が終わると、「じゃあもう撮っちゃいましょうか?」といきなり鞄からデジカメを取り出し、動画機能で撮影し始めたんですね。そして翌日には、「映像できました。見てください。」というので見てみたら、なかなか面白かったので……、買っちゃいました。

それが里田さんとの出会いです。

以来、7年のつきあいです。


■ なぜ無茶な営業をしたのか

― 里田さんに質問です。いつも、そういう無茶な営業をしているのですか。

(メディアフォーユー 里田): いえ、いつもではありません。この営業法は、たまたまテレビで見た長谷川等伯の「山水図襖」のエピソードをマネしました。等伯が大徳寺で、「襖絵をぜひ自分に書かせて欲しい」と言い続けましたが相手にされず、業を煮やして住職が留守中に、勝手に上がり込んで襖に絵を描きました。住職は激怒しましたが、それがあまりに見事だったので、襖はそままにされました。その襖こそ等伯が世に出るきっかけとなったそうです。

当時の自分も、気持ちは等伯と一緒のつもりだったので、この営業法を見習いました。何回かやりました。


■ メディアフォーユー里田の上手な使いこなし方(ノセ方)

― 再び、別所社長に質問です。メディアフォーユー里田の上手な使いこなし方(ノセ方)を教えてください。

里田さんはタブーがない人です。里田さんに仕事を依頼するときは、思いついたことは、どんどん投げつけるのがいいと思います。

― メディアフォーユー里田への今後の期待をお聞かせください。

里田さんは、レッドフォックスの採用に欠かせない人です。これからも、私の予想を上回るアイディアを出してください。とりあえずは、いま制作中の、英語版採用ビデオ、期待しているので、よろしくお願いします。これからもお互い、発展していきましょう!


※ レッドフォックスのホームページ
※ 取材日時 2013年2月
※ 文中に記載されている数値など情報は、いずれも取材時点のものです。
※ 取材制作:カスタマワイズ

 

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