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書評『20代で人生の年収は9割決まる』

こんにちは、スタッフの市川です。

メディアフォーユー株式会社に先週から働いている僕に、読書感想文の課題が与えられました。
新卒で4月から入社する新入社員に対しても、読書感想文の課題を出す企業は多いようですが、弊社は他と違った課題の出し方をしています。
それは、感想文をブログに記載する点です。
この事から、「社内だけではなく、社外の人とも新人が何を考えているのか共有を図らせ」と「上司という特定の読者ではなく、第三者の目線を意識した見せ方の訓練」させているのではないかと感じています。

なので、その意識を持ちながら、書けたらと思います。

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課題本は、『20代で人生の年収は9割決まる』著者,土井英司です。
タイトルを見た時、僕は「この本は稼ぐための本なのかな」と思ったのですが、内容は違いました。
著者は、「稼ぐことが全てである」であるという思想の持ち主では有りません。
「今、ビジネスパーソンの成功とは何か?」という質問に対して、「人それぞれ」と答えているように、著者は「多様主義」の持ち主なのです。
ただ、多くの自己啓発書のような「生き方は人それぞれ多様であっていいはずだという多様主義」ではなく、「ビジネスでの世界で生きることが前提の多様主義」です。
まぁ、ビジネス書なので当たり前と言われれば、当たり前なんですが・・・。

それでは、この本に書かれていることは主張は何なのか?
それは、「人それぞれ目標や働き方が違っていていいが、基礎体力は付けなければいけない」ということです。その基礎体力の付け方を指南したのが、本書といえるでしょう。
20代は仕込みに専念すべき、という主張は僕にとって新鮮でした。
「どうやったら成功するか」とすぐに結果を求めるという方法論はよく見かけますが、「我慢して我慢して、じりじりと実力を付けろ」という方法論を提示している本書を読んで、「何だかこっちの方が実行に移しやすいぞ」とおもった次第です。

ビジネス書読むと、「自分も頑張るぞ」とモチベーションが上がるというメリットが有ると思いますが、自分とかけ離れすぎて持続しないという問題点もあると思います。しかし、本書は非常に地味な戦略が書かれており、モチベーションが上がるかという点では、効果は薄いと思いますが、著者の経験談を引き合いに出しながらの構成になっているため、現実に密接に書かれており自分に合致する点がいくつも見つかるかと思います。就職活動から35歳くらい管理職になるまで、僕で言うと入社後、に行うと体力がつく考え方と行動が紹介されているのですが、行動に移せる方法論は見つけやすいと思います。

少し話は逸れますが、指南書を読んで一から十まで全部自分に取り入れようとする読書方法は、あまり良いものではないと僕は思っています。単純にそんなこと出来ないからです。本書でいうと、ビジネスの世界で欲しい結果を手に入れるためのやるべきことが多量の提示されていますが、例えば28歳まで行うべきと書かれていることに新人の僕が捉えられすぎたらいけないと考えています。手段と目的が倒錯しそうだからです。この本に対する批判で、「これをやれ、あれをやれ」とレールが引かれてしまい、そこから降りれない圧迫感を感じる、という点があると思うのですが、全てを参考する必要性は無いと思います。それは著者が、紆余曲折しながら今の働き方を見つけている点からも分かると思います。一つ一つ地道にこなして、地に足を付けながら、また悩んだり加齢していったら、本書との往還を図るという方が自分に効いてくるんじゃないでしょうか。

という訳で、この本の感想文も、細部を上げてそれに対してコメントする方がよっぽど本書の有効活用に繋がると思うので、そうさせていただきます。本書の第三章「入社〜二十五歳 体を使って会社に尽くす」で述べられていることです。

「ぶっちゃけ新人に判断なんて不要です。<中略>上司や先輩が決めたことを確実にやり遂げる。この際に大切なのは、相手が何を欲しているか確実に理解するための「洞察力」です。」

新人がデータ入力の仕事を任された際に、フォーマットを勝手に変えてめちゃくちゃにしたエピソードを紹介して、新人の判断力なんて経験を持つ上司達の遥かに劣るので、判断力よりも洞察力を磨けという主張です。なるほど。「こういう場合は、こう判断したほうが良い」という経験を積むことも大事かもしれないが、「相手がこの場合何を求めているのか」ということを意識して経験していくほうがより大事だと著者は言っていると思います。

ただ苦言を言わせていただくと、全体的に説得力に欠けていると思われました。というより、おそらくヒットした前書『「伝説の社員」になれ!』を読んでいないと機能しにくい本なのだと思います。土井さんという人は信頼出来この人の言う事は正しそうだと思わせる、という必要な要素が本書ではなく、外部に依存しているからです。要するに、著者を知らないと面白くないかも、ということです。

勉強不足ながら著者の事を知らなかったので、十分に本書を堪能出来なかったかもしれません。また機会があれば、前書を読んでみたいと思います。

 

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