社長ブログPRESIDENT
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社長の器と会社の内容

先日、あるお客さんと打ち上げを行った。
その会社では「中堅」と呼ばれそうな、弊社に発注を下さった30代の社員さんお2人とご飯を食べながら話して、いろいろ感じたことがある。

まず、そのお客さんの会社だが、業界でも名の通ったクリエイティブ系の業務をされていて、従業員は50名以下、売上規模は10億円以下という企業である。

社員さんは2名。入社して5〜6年ほどが経っている、もしくは同等の経験があるという感じである。

で、伺ったお話とは…

1)ものすごく働いている。

土日も働く。
この時の打ち上げの後も会社に戻って、もしかしたらそのまま泊まりこむかもしれないという。
1年中そんな感じらしい。
それでも「楽しい」「やりがいがある」と言って、あまり気にしていない。
奥さんも理解してくださっているそうだ。

2)自己裁量、自己責任で仕事をしている。

仕事は上司から与えられるのではなく、お客さんから直接もらう。
自分で仕事を取ってこれない人はいつまでも暇で、やがて辞めていくそうだ。
自分のお客さんだから、責任は全て自分で取る。だからやりがいも大きく頑張れる。
当たり前のことが当たり前に行われている。

3)社員どうしの給料はおおよそ分かる制度になっている。

基本給や、職給、報奨などの基準が明確になっており、社員の給与は全員、だいたいこれぐらいだろうという目星がつくようになっているという。
また上司の感情に左右される査定はないようだ。

4)上司を尊敬し、後輩を認めている

仕事の質を維持するという意識が社内に溢れており、「自分もやってやる」という空気がある。先輩の仕事は確かに一目置くものとなっており、上に行けば行くほど楽をするという人が少ない。

5)従業員どうしで、会社の経営について話している

深夜に休憩してコーヒーを飲んだり、夜食を食べている時に、ふとそんな話題になっていることが多いらしい。

6)社長をすごいと言える

なんだかんだ言っても、社長はすごいと思っている。

という訳でこの会社は、不況と呼ばれる昨今、こなしけれないほどの仕事があり、断らざるを得ないという状況が続いているそうだ。

ふむふむ。

昔、テレビ番組制作会社に勤めていた時、社長が忘年会で「イイ番組を作るためには、イイ人間にならなければ無理だ。」という話をしていたことを、なぜかよく覚えている。

結局、仕事や会社というのは、そこに携わった人間の器以上のものにはならない。

だから、自分の会社や仕事を見れば、自分のレベルがはっきりと分かる。

改めて、自分の会社と仕事を見てみると…

ふむふむ。

「なせば為る 成さねば為らぬ 何事も」

「成らぬは人の なさぬなりけり」

上杉鷹山

代表取締役
里田 剛

仕事の魅力を映像化することで、中小企業を元気にする企業映像コンサルタント。1993年関西大学卒業後、テレビ番組制作会社に入社。テレビ東京「開運なんでも鑑定団」などでディレクターを勤めた後、TBS「サンデー・ジャポン」でサンジャポフリージャーナリストとして活躍。2006年、メディアフォーユー株式会社を設立し、企業映像の制作を開始。2010年、ITVA-日本コンテストで金賞を受賞。2013年、映文連アワードで準グランプリを受賞。2011年、ドキュメンタリー映画「マジでガチなボランティア」が、ハリウッドの映画祭、LA EIGA FESTで長編映画部門グランプリを受賞。

テレビ、映画で培った制作で、中小企業の魅力を映像化している。

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