弊社が入居する
「おおがいさんち」について

弊社は一戸建ての一部をオフィスにしている。
家主は大海篤子さん(78歳)なので「おおがいさんち」なのだが、単なる「大海さんの家」ではない。大海さんは「住み開き」という活動をしている。
「住み開き」とは2009年頃、「日常編集家」のアサダワタルさんによって提唱された概念だそうで、住居などの一部を地域に開放することで新しいコミュニケーションの場を作る活動のことである。

では、どうしてそんな住み開きをしている住宅をオフィスにしているのか?実際のところはどうなのか?ということをよく質問されるので、改めて関係者の証言とともに紹介します。

「くつろぎ処:おおがいさんち」
1989年竣工。敷地面積70坪。ご主人と3人の息子さん合わせて5人家族で住んでいたのだが、息子さんたちはそれぞれ独立し、2000年頃ご主人と二人暮らしとなる。そんな中、ご近所で支え合う必要性を痛感した篤子さんが地域コミュニテイの活性化を目指して住み開きを始める。その後、「自分らしい住まい方」を模索する中、かつての子供部屋2部屋と改装した客間をシェアオフィスとして貸し出すことに。そんな時、大海さんの住み開きを支援してきた一般財団法人日本土地資源協会の紹介で、第一号入居社となったのが弊社なのである。

おおがいさんち
オーナー大海篤子さん

「30年以上前に家を建てた時から、我が家は息子の友達の溜まり場だったり、交換留学生が入れ替わり立ち替わり居候していたりと、常に他人がいる家でした。息子たちが独立してからは、認知症を患う夫に少しでも楽しいイベントをと考え、自宅の一部を地域に開放しいろんな催しを行い、ご近所と絆を作ってきました。夫が他界して息子も家に戻らないことが決まると、一人でこの家に住むか、誰かに貸してもっと便利なマンションに住むかということについて考えました。人に貸すならこの膨大な荷物を片付けなければいけないと途方に暮れました。さらに人に貸したら退去してもらう時にトラブルになったらどうしようという心配もありました。
けれどオフィスとして借りてもらうなら、居住権もなく退去時の心配も不要。昼間しかいないということで息子たちも承諾してくれました。
実際に入居した後の感想としては、宅急便を受け取っておいてくれる、重いものを運んでくれる、スマホやパソコンの分からないことを解決してくれるなど、とても助かっています。何より家に帰った時に「ただいま」「お帰りなさい」と声をかけあえるのがいいですね。ご近所には空き家や大きな家に一人暮らしの方も多いので、(自宅の一部を貸すのは)とっても良いですよと、みんなに話しています」

イベントスペースの様子

相続しない土地継承の仕組みづくり、という一瞬???ということに取り組む日本土地資源協会は、おおがいさんちから徒歩5分の会員制のみんなの家、笑恵館(しょうけいかん)をベースに活動中。無料の休憩スペースには美味しいパン屋さんも。ぜひお立ち寄りください。

一般財団法人日本土地資源協会
代表理事松村拓也さん

「今、日本中で空き家が急増し、社会問題化しています。でも、なぜ空き家が増えると良くないのでしょうか?それは本来富を生むはずの土地という資産が活用されないことが悪いのです。塩づけされた預金や内部留保と同じです。それらが再投資されなければ新たな付加価値は生まれず、経済活動は停滞してしいます。
ではなぜ持ち主は家をほったらかすのでしょうか?それは自分たちが住んでいた家を活用することを考えないからです。子ども達が都心のマンションに住んでいて、そこに満足していれば、残された家は売却されて、相続税を払い残りを現金化するだけ。他人に貸すために家を片付ける気力などありません。こうして住宅地は細分化され地域の絆は薄まり、社会はどんどん活力を失っています。そこで我々は相続税を払うことなく家と土地を継承し、オーナーが亡くなった後も家と土地が地域に貢献し永続的にその役割を果たす仕組みづくりに取り組んでいます。
大海さんはとても珍しい地主さんで、自宅の一部を地域に開放してコミュニティを活性化したり、自宅の維持管理のために売り上げを確保しようと自ら動くことのできる方です。たまたまこのあたりで物件を探していたメディアフォーユーと、一人暮らしの不便や不満の解決策を探していた大海さんをマッチングすることができましたが、まだまだこのようなケースを増やすことは簡単ではないと考えています。自宅で不便を感じながら一人で暮らすシニアの方には、自分の終の住処をどのようにしたいのかをきちんと考えていただき、ぜひ自宅を有効に経営していただきたいと思います。」

おおがいさんちイベントの様子

ちなみにご主人はフルブライト奨学生でプリンストン大学卒。
某大手銀行で外国為替を任され、ヨーロッパの支店で副支店長を勤められた人物である。アインシュタインと撮った記念写真がご自慢。

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