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自称プロが素人に負ける瞬間?

本日、ある大手企業のトップ営業マンが作った映像をスタッフ全員で見た。

「泣きそうです」とつぶやくスタッフがいた。

驚くほどの傑作ばかりだった。

映像の内容は社内の各部署の業績を称えるものであったり、目標達成を鼓舞するものである。

ピースをしている同僚の顔写真や、目標達成を掲げるスローガン、お客様からもらった激励のメールなどをヒット曲に合わせて紹介するものだ。

これを作った営業マンは1日に15時間以上働くモーレツ社員でありながら、5年近くにわたって、年間30以上の動画を作り続けたそうだ。

その営業マンは、優秀な営業成績と感動的な動画を作れることで、その名がとどろいていたらしい。

実は、このような話を、何度か聞いたことがある。

映像を作ったことのない人が、会社の要請をきっかけに、前から興味があったからと映像を作り始める。
見よう見まねでパソコンにプリインストールされている編集ソフトを使い、業務の合間を縫って徹夜で作る。
そして、作品上映後、上司や同僚から「感動した」と褒めてもらい、自分も感動するという話である。

そんな映像には、ある共通した特徴がある。

それは伝えたい「気持ち」が、ものすごく溢れているということ。

素人が深く自分にコミットした事柄を思い入れたっぷりに自由に作るのだ。
当然と言えば当然である。

しかし、ほとんどの人は、「編集」の作業量の多さに辟易して2度と作らなくなる。

だが一方で、その魅力の虜になる人もいる。

前述の営業マンはこの「虜になった人」である。
量は質に転化されている。

その結果、我々は唸らされた。

では、映像で飯を食おうとしている弊社のスタッフは、どうすればこの営業マンの作品を超えられるのだろうか?

スタッフはその方法を見つけられず、営業マンの手法をなぞって、弱音を吐くだけに終わるのか?

ブログライターとプロのライターの戦と同じことが、映像でもとっくに起きている。

代表取締役
里田 剛

仕事の魅力を映像化することで、中小企業を元気にする企業映像コンサルタント。1993年関西大学卒業後、テレビ番組制作会社に入社。テレビ東京「開運なんでも鑑定団」などでディレクターを勤めた後、TBS「サンデー・ジャポン」でサンジャポフリージャーナリストとして活躍。2006年、メディアフォーユー株式会社を設立し、企業映像の制作を開始。2010年、ITVA-日本コンテストで金賞を受賞。2013年、映文連アワードで準グランプリを受賞。2011年、ドキュメンタリー映画「マジでガチなボランティア」が、ハリウッドの映画祭、LA EIGA FESTで長編映画部門グランプリを受賞。

テレビ、映画で培った制作で、中小企業の魅力を映像化している。

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