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弊社の宣誓の意味。その2

弊社は以下の宣誓をしている。

 

メディアフォーユーは約束します。

1)作品に「誇り」を

2)スタッフに「愛」を

3)クライアントに「驚き」を

 

今回は

2)スタッフに「愛」を

についてお話ししたい。

前回、弊社では大切にするものの順番を

作品>スタッフ>顧客

と考えていると申し上げた。

作品を大切にすることで、最終的に顧客を大切にしていることとなるはずとの考えなのだが、

続いて、スタッフ>顧客

の理屈についてお話させて頂く。

「企業映像制作において、顧客は高品質で低料金の映像制作を望むが、映像の仕上がりよりも会社の事情に重きを置く」という構造については、前回にお話申し上げた通りである。

故に「顧客は神様」的な対応をすると、全く制作者のクリエイテビティが生かされえず、最終的に顧客に不利益な状況が生まれる可能性が高くなることも、前回お話したとおりである。

これを防ぐための方法の1つとして考えているのが、スタッフ>顧客の考え方である。

社内でのさまざまな事情に配慮せざるをえないため、当初の目的達成に必要かどうかの判断が難しくなってしまいがちな顧客に対し、粘り強く交渉するのはスタッフである。

したがって、スタッフが、その作品に愛情を持っていなければならない。

愛情を持っていなければ、すぐに、「何言ってんだろうね~めんどくさいから言う通りにしとこ」となり、交渉することもなく、そのままつまらない作品が世に放たれてしまうことになる。

スタッフが作品に愛情を持つようにするために必要なことは山のようにある。

給与、時間、設備、成長の実感などなど。

それらを整えるにはお金が必要なことは言うまでもない。故に言い訳にしやすくもある。

しかし、たった一つお金がかからず言い訳にできないことがある。

それは頼りになる上司、助け合う仲間の存在である。

このような存在のいない会社に、作品への愛情など存在しない。

故に、スタッフへの愛情は顧客よりも優先されるのである。

スタッフに愛情を注いでいれば、その愛情は必ず顧客に届くはずであると信じている。

だから2番目に宣誓しているのであ〜る。

弊社の宣誓の意味。その2 への1件のコメント

  1. Nao より:

    確かに自分の仕事に誇りと、そしてクリエイターであれば何よりも他人に『伝えたい』という気持ちがなければ、自身の成長はないし、何よりも折角のお客さんに失礼ですよね。
    日々、自分の仕事をいかにして真剣に楽しんでいるか、また作品を見て、満足されるお客さんのことをどれだけ考えているかだと思いますよね。
    経営者にとっては、スタッフをそのようなモチベーションにさせる為の職場の雰囲気作りがとても重要だと感じております。

代表取締役
里田 剛

仕事の魅力を映像化することで、中小企業を元気にする企業映像コンサルタント。1993年関西大学卒業後、テレビ番組制作会社に入社。テレビ東京「開運なんでも鑑定団」などでディレクターを勤めた後、TBS「サンデー・ジャポン」でサンジャポフリージャーナリストとして活躍。2006年、メディアフォーユー株式会社を設立し、企業映像の制作を開始。2010年、ITVA-日本コンテストで金賞を受賞。2013年、映文連アワードで準グランプリを受賞。2011年、ドキュメンタリー映画「マジでガチなボランティア」が、ハリウッドの映画祭、LA EIGA FESTで長編映画部門グランプリを受賞。

テレビ、映画で培った制作で、中小企業の魅力を映像化している。

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