Web動画は冒頭で視聴者の心を掴めば最後まで見てもらえる!?Webサービス会社オロの採用動画

今回ご紹介するのは、株式会社オロの採用動画です。
オロはクラウドサービス開発、提供、企業向けシステムの開発、提供、デザイン事業など、
Webまわりのサービスを行っている会社です。

 

 

こちらの採用動画のポイントをまとめました。

 

まずは良いポイント!

 

ここが良い!01
音で期待感を煽る
動画の始まりに、ざわざわとした賑やかな音から入ることによって期待感をあおっています。
何もないところで、音だけ聞こえるというのは人間の生理としてドキドキしますよね。

「これから何が始まるんだ!?」と期待感が増します。映画などでも使われる手法です。

 

 

ここが良い!02
社員の表情を重ねる
たくさんの社員の表情カットを重ねることによって、
若々しく、フレッシュな社員が多いのが伝わります。
「若い社員が多い、フレッシュな会社」というのは、おそらく、アピールしたいポイントだと思うので
冒頭にイメージとしてきちんと見せることによって印象付けされます。

ここに爽やかな音楽がのっているので、よりフレッシュ感が増していて良いですね。

 

 

 

ここまでは良い点でした。

ここからはちょっと、気になる点。

 

 

 

もったいない!01
インタビューシーンの色と音が悪く体が横を向きすぎている

冒頭のイメージシーンは比較的キレイに色が出ているのですが、

インタビューシーンになると、顔色の悪さが目立ちます。
(冒頭のシーンはワンカットが短く、動きがあるカットが多いので、画質が気にならないというのもあると思いますが)
また、体が横を向きすぎていて、絵作りに違和感があります。
目線と体をカメラより少しずらすというのは、手法としてよく使われますが、これはやりすぎ感があります。
アクセントとして数秒差し込むのであれば良いと思いますが。。
そしてインタビューの音が聞き取りづらく、
肝心の内容がなかなか入って来ないのがもったいないです。

 

 

もったいない!02
表やグラフが活きていない

話している内容の「イメージ」として見せたいのか、
「データ」として見せたいのかわからなく、混乱してしまいます。
これは、表の「見せ方」の問題だと思います。
使う素材はこのままでも、演出の付け方によって意味合いを
変えることが出来るので、そこがもったいないですね。

 

 

まとめ

全体を通して見ると、冒頭はしっかりと会社のイメージ付けがされており、良い動画なのですが、
後半に向けて失速してしまった動画かなと思います。

 

このパターンは「もったいない」といえばそうなのですが、
冒頭である程度、視聴者の心を掴んでいるので最後まで見れてしまいます。

 

この動画とは逆に、前半にひっかかりがなく、最後に向かって盛り上がっていく動画もあります。

 

Web動画は映画などとは違い、「お金を払っている」だとか、

「時間を取って見る」というような付加価値があまりないので

始まりで掴まれないと、最後まで見られる可能性がぐっと下がってしまいます。

 

なので、Webで見せる短い動画であれば、
最初から最後まで疾走感、統一感のある動画が、
視聴者の意識を分散させない良いコンテンツと言えるのではないでしょうか。

 

 

ちなみに、この記事で取り上げたような動画をメディアフォーユーで制作させて頂くとするならば、50万円くらいでしょうか。

気になった方は、メールでも電話でもお問い合わせくださいませ!

株式会社オロ 採用サイト

http://www.oro.co.jp/recruit/index.html