文字だけで説明する動画の良さと罠。株式会社フリーセルの採用動画。

ナレーションを入れずアニメーションだけで表現している採用動画ってあまり多くありません。

今回は声なし動画の一例として、株式会社フリーセルの新卒動画を取り上げてみようと思います。

まずは良い点から見ていきましょう!

 

ここがいい!

ナレーションがないからこそのスピード感

この動画の長さは1分5秒。かなり短いです。

そんな中にいろいろな情報を入れられるのは、ナレーションではなく文字のアニメーションで見せているからこそ。

「自立」→「自責」→「自由」というような言葉遊びも使われていて、素早く切り替わるアニメーションの中で印象に残りやすいような工夫もされています。

 

 

もったいない!

動画の「主語」が見えにくい

例えば冒頭の「一年目に自立、2年目に主力、3年目に主役」というフレーズ。

魅力的な言葉ですが、これはどこの誰が何をすることによってそうなれるのか?という情報がなく、わかりにくいです。

その会社に入った人なのか?それとも会社がクライアントの中小企業のことなのか?

(新卒採用動画でクライアントのことを言うわけないのでその会社に入ったらこうなれる!ということだとは思いますが・・・)

また、終盤の「420万の中小企業を救うのは誰だ!?」に対しても、「(救うのは)オレたちだ!!」ということをちょっと示してあげるだけで、ぐっと学生にも理解しやすい動画になると思います。

とにかく、情報の主体が抜けていることで動画の構造がとりにくくなっているのがもったいないですね。

 

ナレーションなしで文字が矢継ぎ早に出てくると、耳からの情報が少なくなるため、どうしても視聴者の動画に対する理解度が低くなってしまいます。

スピード感がある動画の良い点ともったいない点は表裏一体でバランスが難しいところですが、ナレーションがない場合は特に「見る人に伝えたいことがきちんと伝わるか?」ということを念頭に置いた動画作りが大切ですね。

 

 

このような動画を弊社で制作するなら25万円くらいでしょうか。

気になった方はぜひお問合せください

 

株式会社フリーセル 採用サイト

http://recruit.freesale.co.jp/2016/