採用動画はどこまでリアリティを追求すべきか? 株式会社 長大の採用動画

今回は建設コンサルタント会社 株式会社 長大のリクルート動画のいい点ともったいない点をご紹介します。

 

 

 

ここが良い!01

■何を見せるかがはっきりしている

2分強の短い映像を作るときに求められるのは、限られた時間で伝えたいことを絞ることです。

この動画では3人の人物が登場し、それぞれ違う仕事を真剣に、その仕事が何につながるかを考えながら進めている様子が描かれています。個々が自分たちの仕事と向き合う姿勢を通じて、「長大という企業がこんな風に真剣に仕事と向き合ってますよ」というメッセージが伝わってきますね。

 

ここが良い!02

■映像とあった音楽

長大さんの動画では音楽がとても印象的ですよね。

インフラという人々の生活、ひいては命に直接関わる仕事をしている社員の真剣な様子とストーリー性のある音楽が見事にマッチしています。

この動画ではクラリネットアーティストの方が実際に演奏されているようですね(エンドクレジットにきちんと記載がありますので)。

音楽が観る人に与える影響は多大なものがあります。

たかが音楽、されど音楽。

映像のクオリティとあった音楽を合わせることも大切です。ただ、その分予算は上がってしまうことは避けられないんですが・・・

 

もったいない!01

■社風や会社の雰囲気がわかりにくい

映像美・スタイリッシュさが全面に出ている反面、実際に働いている社員の様子や会社の雰囲気があまり映されていません。

上記に挙げたいい点はプラスのイメージを持ってもらうことにはとても有効に働いています。ただ、それだけでは物足りないと感じる学生もいるでしょう。

動画で「どこまで本物らしさをみせるか」ということは企業の考え方によって違ってきますが、就活をしている学生たちが企業選びの際に重要視していることの上位には、毎年「雰囲気・社風」がランクインします。

(参照:http://company.jobweb.jp/research/a-116098

JobWeb【14卒調査】企業選びの基準は「雰囲気・社風」「成長できるか」)

 

「自分がその会社で働いている様子を想像できるか」っていうところを重視してるんですね。

やはり自分の能力やキャラクターが周囲と浮いている職場では働きにくいですから。

 

動画制作するとき、それを「フィクション寄り」にするか「ノンフィクションより」にするかは迷うところ。

あまり現実的すぎるとイメージダウンにつながるし、かといってあまり映像を綺麗にしすぎるとをウソっぽくなってしまう・・・

この動画は綺麗に作り込まれている部分と、「ああ、こんな人いそうだな」という登場人物のいろんな様子(現場・オフィスの中での様々なシーン)が混じっていることで、うまくバランスがとれている例だと思います。

 

 

長大さんのこの動画は、公益社団法人映像文化製作者連盟(映文連)が主催する「映文連アワード2015」において特別表彰(優秀企画賞)を受賞しています。この賞は「プロフェッショナルが選ぶ、プロフェッショナルの仕事にふさわしい作品」に贈られるもので、その独創性、メッセージ力、映像美等が高く評価されているのだとか。

確かに、完成度がとても高いです。

自然の描写も美しいですしね。

 

 

弊社でもこの賞を受賞した作品があります。

株式会社エイ・アイ・シー様のコーポレート映像「ホワイトエッセンス ~挑戦~」です。

 

 

企業映像を中心に7年間で600作品以上の映像を制作してきたメディアフォーユーでは、今後も「想いを伝える」をテーマに、お客様のニーズに合わせたハイクオリティな映像制作を行っていきます。

 

 

プロフェッショナルにふさわしい動画を作りたい!と考えている方は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください

株式会社 長大 採用サイト

http://www.chodai.co.jp/recruit/graduate/